姉妹都市ミササガ市に行ってみよう!
市民派遣事業
刈谷市国際交流協会では、毎年4月の1ヶ月間で協会会員から派遣市民を公募し、6月末~7月上旬にミササガ市へ派遣しています。
ミササガ市では派遣市民による日本文化の紹介や、施設見学など様々な公式行事に参加しながら、ミササガ市民の皆さんと親善交流を深めます。
約1週間という短い期間の滞在ですが、ホームステイでの生活体験を通して、両市民の友好の輪を広げています。
ミササガ市を訪問して、貴重な体験と素晴らしい思い出を作ってみませんか?
最新の活動報告はこちらをご覧ください。
ミササガ市訪問支援(補助金交付)
姉妹都市交流促進の一環として、市内在住・在勤・在学の市民が、友好親善を主眼としたミササガ市訪問を行う
場合、補助金を交付します(1人につき1万円)。下記の要綱をご確認の上、直接事務局へお問合せください。
姉妹都市交流事業補助金交付要綱
カナダ・ミササガ市の紹介
"ミササガ"とは先住民の言葉で"沢山の河口を持った川"という意味を持ち、1800年頃オンタリオ湖の北辺に住んでいた部族名です。
現在、ミササガ市はカナダ東部の五大湖の1つオンタリオ湖畔にあって、カナダで6番目に大きい都市です。市内にカナダ最大の空港、レスター・B・ピアソン空港(トロント空港)を持ち、カナダの表玄関として急速に発展しています。
1981年、ミササガ市の市長から「姉妹都市提携を希望する」とのメッセージが届き、刈谷市友好使節団が市長の「提携希望」の返事を携え、ミササガ市を訪問しました。
こうして同年7月、姉妹都市提携が調印されました。
1983年4月、刈谷市国際友好協会を設立し、本格的な交流が始まりました。
ミササガ市概要
市制施行 | 1974年1月1日 ※ストリートビルとポートクレディットとミササガが統合してミササガ市となった。 |
---|---|
面積 | 287.5 ㎢ |
人口 | 約717,961人(2021年現在) ※人口はカナダ全土で6番目。人口密度となると主要都市25市のうち5番目で、 エドモントン、カルガリー、オタワよりも高い。 |
緯度 | 北緯43度36分 |
経度 | 西経79度39分 |
河川 | エトビコーク・リバー、クレディット・リバー |
気温 | 1月平均:-6.2℃ 7月平均:20.7℃ |
時差 | 通常:日本時間よりマイナス14時間 サマータイム期間:日本時間よりマイナス13時間 (サマータイム期間は、毎年4月の第1日曜日~10月最後の土曜日まで) |
年間平均降雨量 | 553.9 ㎜ |
年間積雪量 | 115.6 ㎝ (11月~3月) |
税金 | 国税8% + 州税7% ※食糧品については税金のかからない場合もある。また、宿泊税(州税)は5%になる。 |
産業 | 通信、医療機器、製薬、航空宇宙産業 |
特産品 | メープルシロップ |
教育機関 | 小・中学校178校、高校36校、大学2校 |
友好協会 | ミササガ市友好協会<Mississauga Friendship Association> |
ミササガ市章
市章の中のすべての図柄には、それぞれ意味を持っており、
それはまさしくミササガを象徴しています。
- 羽
- 発展する産業
- 水車
- 統合前の町であったストリートビルを表しています。
- 燈台
- 統合前の町であったポートクレディットを表しています。
- 麦の穂
- 農業
- 歯車
- 工業
- 月桂樹の葉
- 名誉
- 数字の"1974"
- ミササガ市が統合
ミササガ市長
キャロリン・パリッシュ市長 [Mayor Carolyn Parrish]
カナダ トロント生まれ。
連邦議会議員、ミササガ市議会議員と豊富な政治経験を持つ一方、カナダ国内の多くの大学で各員教授を務めるなど教育者としての一面も持つ。
クロンビー前市長の退任に伴い、2024年6月10日に行われたミササガ市長選補欠選挙に出馬し、当選。
ボニー・クロンビー前市長 [Former Mayor Bonnie Crombie]
カナダ トロント生まれ。企業家で広報コンサルタントとしてフォーチュン500に名を連ねる2つの会社の役員を勤める。仕事以外の面においても、地域のリーダーや、マッキャリオン前市長からの希望により、ミササガ市の美術・芸術特別委員会へのボランティア参加。他にもクレディットバレー基幹病院、ピール地方第11区地域連絡委員会、カナダオンタリオ脳損傷協会などといった様々な慈善事業や非営利団体などにも貢献。2014年、ミササガ市長に就任。
- 2008年
- 自由党民としてカナダ議会議員に当選。自由党幹部として社会奉仕活動に従事し、クラウンコーポレーションの自由党批評家としても勤める。
- 2011年
- ミササガ市議会の補欠選挙で出馬、ミササガ市議会第5区議員として当選。
- 2012年
- 様々な慈善事業や非営利団体などにも貢献したことで、各方面で活躍中のカナダ人を称える「ダイヤモンドジュビリーメダル」を授章。
- 2014年
- ミササガ市長選挙へ出馬し、当選。
2018年 10月再選。(2期目)
2022年 10月再選。(3期目)
2023年 12月、カナダ自由党のオンタリオ党首に当選
2024年 1月、ミササガ市長を退任
ヘーゼル・マッキャリオン元市長[Former Mayor Hazel McCallion]
ケベック市ポートダニエル生まれ。ケベックとモントリオールで学生生活を送り、カナダ・ケロッグ社に19年間勤める。その後政界に身を投じ、1978年にミササガ市長に就任。圧倒的な支持を誇り、12期(36年間)に渡って93歳まで市長を勤め上げ、2014年に引退した。そのパワフルな姿から、市民から親しみを込めて「ハリケーンヘーゼル」と呼ばれた。市長退任後も多くの公職をつとめ、市民からは変わらず慕われ続けたが、2023年1月29日、101歳にて逝去。102歳の誕生日を迎えるはずだった2月14日には国葬が執り行われた。
- 1967年
- 政界に身を投じることを決意。
ストリートビル都市計画委員会会長に選任される。 - 1974年
- ミササガ市及びピール地方議会議員に選出される。
- 1978年
- ミササガ市長に選出される。
- 1981年
- 刈谷市と姉妹都市提携を調印。
- 2001年
- 地方自治体市長として、初めて、年間活動予算を公表するなどの実績から、北米・カナダの「米国女性・オブ・ザ・イヤー」に輝く。
- 2014年
- 日本政府春の叙勲で「旭日小綬章」受章が発表され、叙勲伝達式が行なわれる。
1978年にミササガ市長に当選して以来、12期(36年間)に渡って市長を勤め上げ、引退した。