【2016.02.07】ワールドキッチン・インドネシア編 ソトアヤムとプルクデル
市内や近隣地域に在住される外国籍住民の方を講師に招き、母国の郷土料理を紹介していただく「ワールドキッチン」、今回はインドネシアのソトアヤムとプルクデル、そしてレモングラスのハーブティーでした。
★ソトアヤムとは?★
ソトとはスープ、アヤムは鶏、ソトアヤムはインドネシア全土で親しまれている少しスパイシーなチキンスープのことです。
★プルクデルとは?★
茹でてすりつぶしたジャガイモにスパイスを混ぜて揚げたもので、日本のコロッケに少し似ています。
ソトアヤムとプルクデル、どちらを作るのにも使われるインドネシアの道具があります。それはインドネシア語でウラカンと呼ばれている石臼です。
この石臼でナッツや固くゆでたジャガイモをつぶすのですが、今回は講師の一人、イナさんがインドネシアから持ってきて自宅で使っている大切なウラカンを貸して頂きました。
ウラカンですりつぶすことで、素材の味と香りを引き出されるという、とても大切な過程ですので皆さん順番にすりつぶしてもらいました。
レモングラスやこぶみかんの葉といった柑橘系のハーブをたくさん使うのでキッチンはさわやかな香りでいっぱいに。
ソトアヤムに添えるウンピンというスナック菓子の油で揚げて作ります。
インドネシア料理すべて辛いわけではなく、講師のリースさんは辛い物は苦手なのだそうです。今回のソトアヤムも辛さはほとんどなく、小さなお子さんでも食べることができました。サンバルというインドネシアの辛味調味料で食べる前に好みの辛さに調節するのですが、そのサンバルも色々な種類があり、いくつか持ってきていただきました。
残った食材を確認すると、ささっとナシゴレンも作ってくれたイナさんとリースさん。お家から持参してくれたバリの影絵芝居ワヤンクリッの図柄のバティックのテーブルクロスの上には沢山の美味しそうな料理が並びました。デザートにと手作りのパイナップルのお菓子【クエ・ナスタール】も用意してきて下さり、インドネシアの話やインドネシア語を教わりながら、美味しい料理に舌鼓...とても楽しかったですね。