【2014.07.26】ワールドキッチン ~フィリピン編~
市内や近隣地域にお住まいの外国籍の方を講師としてお招きし、母国の郷土料理を紹介して頂く「ワールドキッチン」を開催しました。
今回の料理はフィリピン料理「豚肉のシニガン」と「ルンピア・シャンハイ(フィリピン風春巻き)」でした。
○日時 7月26日(土) 10:30~13:30
○場所 国際プラザ(刈谷市民交流センター2F)
○講師 伊瀬スサーナさん
~~~~~~~【シニガン】とは?~~~~~~~~
フィリピンを代表する具だくさんの酸味のあるスープのこと。豚のスペアリブをよく煮込んだ美味しい出汁をベースに、空芯菜や十六ささげ、オクラやトマトなどの夏野菜がどっさり入った、暑いフィリピンでもさっぱりといただくことのできる、さわやかな酸味が特徴のお料理です。
今回はスペアリブで作りましたが、代わりにエビを入れたものも、フィリピンではとても人気があるそうです。
味の決め手となるシニガンパウダーはタマリンドという豆を粉にしたもの。今でこそエスニックフードショップなどで手に入りますが、以前はなかなか手に入らなかった為、スサーナさんたちはシニガンが食べたくなると代わりにレモンをしぼった果汁を入れて作っていたそうです。
ルンピア・シャンハイは春巻きの皮を四等分して具材を巻き、からりと揚げた一口サイズの春巻きで、フィリピンでは子どものお誕生会や運動会などの定番料理だそうです。そのまま食べても美味しいのですが、チリソースやナンプラーにつけてもまた風味ががらりとかわります。
講師の伊瀬さんはとても明るく陽気なお人柄でご友人も多く、この日も飲食店で働く傍らフィリピン料理のケータリングもしているカレンさんがお手伝いにきて下さいました。
今回は男性の割合も多かったのですが、皆さん進んで参加してくれて、和気あいあいとした雰囲気の中、調理もさくさくと進みました。
刈谷でもこの夏の最高気温をマークした翌日でしたが、酸味のあるスープがとっても美味しく優しく、五臓六腑にしみわたるようでした。
前回のワールドキッチンの様子はコチラからご覧いただけます。