【2024.07.20】2024年度 KIFAV日本語教室ボランティア入門講座[前期]

刈谷市国際交流協会では、地域での社会貢献に興味がある人やKIFAV日本語教室にボランティアとして参加したい人を対象に、「日本語教室ボランティア入門講座」を開催しています。今年度は以下の日程で行い、現在教室で活動中のボランティアが講師を務めました。

■日 時 :①7月20日(土) 16:30~19:15
      ②7月27日(土) 13:30~15:45
                  (全2回)

■場 所 :刈谷市民交流センター
      (国際プラザ・社会教育センター)

○講座内容
【1日目】
・教室活動紹介
・各曜日・各委員会の説明
・グループワーク
・KIFAのその他の日本語教室について
・スリーエスについて
・質疑応答
・教室クラスの紹介
・教室見学(19:00~)

【2日目】
・教室見学感想
・国語教育と日本語教室の違い、動詞・形容詞の呼称、教材(みんなの日本語)の紹介
・意見交換会
・質疑応答
・アンケート・ボランティア登録用紙記入

1日目は、KIFAV日本語支援グループがどんなところかを知ってもらうため、KIFAV日本語教室の沿革や日本語教室全体の概要、木・土・日それぞれの曜日の教室状況をお話しすることから始まりました。日本語支援グループは、日本語教室を通して外国人住民のみなさんに日本語コミュニケーション向上や実践の場を提供しており、関わっているボランティアは86名(講座前)です。
日本語支援グループのメンバーは、3つの委員会(学習委員会・活性化委員会・サポート委員会)のいずれかに所属して、日本語教室の円滑な運営のための活動もしています。
各曜日リーダーや各委員会のリーダーは、活動内容の他、自身がボランティアに参加したきっかけや、「ボランティアを続ける=ボランティア自身が楽しむ」ことが大事だという思いなども話し、参加者は熱心に耳を傾けていました。
グループワークでは、参加者が「どうしてこの講座に参加したのか」をグループで共有し、ボランティア参加の目的を明確にする時間を持ちました。その後、実際の日本語教室を見学し、どのようなクラスに分かれ、どんなふうに教えているのかを見て回り、1日目は終了しました。

2日目は、グループごとに1日目の日本語教室見学の感想を話し合うことからスタートです。「いろいろな年代の方がボランティアにいる」「学習者が皆さん熱心だった」「教える側も勉強が必要」「入門クラスは大変そう」など、様々な声が聞こえてきました。
日本語の文法や教室で使用する教材について紹介があったあと、各グループに先輩ボランティアが加わり意見交換をし、参加者の様々な質問に答え疑問を解消する時間を持ちました。

講座には16名が参加し、13名が日本語ボランティアとして登録しました。8月中に2回の新規登録者向けフォローアップ講座を受けた後、9月から教室活動への参加を予定しています。

日本語支援グループのボランティア登録者数は、今回の登録者を加えて99名になりました。学習者が増加傾向の中、新しいボランティアの方々が加わり、KIFAV日本語教室はますます活気づいています!