【2015.11.01】外国人向け防災講座

刈谷カトリック教会にてベトナム人を対象とした防災講座を開催し、防災意識の啓発、災害に対する知識や備えの必要性を認識してもらいました。

○日時 平成27年11月1日(日)14:00~15:00
○場所 刈谷カトリック教会
○対象 近隣在住のベトナム人
○参加者 約50名


◆内容*********************

■映像で知る災害の現実
世界で起こる地震の約25%は日本で起きています。
なぜ地震が起こるの?起きた後はどうすればいいの?実際に地震が起こった時の被災映像を見て身近なものとして感じてもらい、もしも・・・の時のことを考えてもらいました。

防災に関係する展示物を見てみよう
被災パネル、備蓄品、簡易トイレ、家具の滑り止めなどの展示ブースを見てまわりました。 
レスキューシートを体に巻いて温かさを確かめたり、種類の違う簡易トイレに座っていき感覚の違いを体験したり、ガラス飛散防止の実演を見て、驚いたりしていました。また、簡易トイレの中に子どもの紙おむつを入れておくと吸収しやすくていいよ。というスタッフのアドバイスに対して、子どもがいない家庭はどうすればいいの?という質問が出るなど、参加者はどのブースでも真剣に話を聞き、たくさん質問が出ていました。

 

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今回の講座も昨年に引き続き、刈谷防災ボランティア・刈谷市危機管理課・市民協働課の協力のもと行いました。参加者はいつ起こるかわからない災害について、起こった時どうすればいいのか、そして今できることは何かを真剣に考えていました。それぞれのブースには通訳の方がいて、スタッフの話しをきっちりと伝えることもできました。近い将来災害が起こったとしても、国籍に関係なく誰もが助け合える地域づくりに今後も貢献していきたいと思います。