【2015.02.07】野田地区 外国人向け防災講座を開催しました。

野田地区に住む外国人を対象とした防災講座を開催し、定住外国人の防災意識を啓発し、災害に対する知識や備えの必要性を認識してもらいました。 参加者は43名で、英語、フィリピン語、ポルトガル語、中国語の通訳を介して行いました。

○日時 平成27年2月7日(土)10:30~13:30
○場所 南部生涯学習センターたんぽぽ多目的ホール
○対象 野田地区に住む外国にルーツを持つ人
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■映像で知る災害の現実  なぜ地震が起こるの?起きた後はどうすればいいの?実際に地震が起こった時の被災映像を見みながらみんなで考えてみました。
最寄りの避難所を知ろう[避難所マップづくり]  地図で自宅の場所を探し、自宅から一番近い避難所までの行き方や災害時に危険場所を避けて行く避難経路を確認しました。住んでいる地域の危険を知りました。
防災に関係する展示物を見てみよう   実際の災害時に使用する段ボールの避難所、簡易トイレ、被災パネル、非常食などの展示ブースを見てまわりました。 
■防災備蓄食品の試食  アルファ米、カレー、缶パン、ポテトサラダなどを試食。
■振り返り  テレビなどで、地震のことについて何となく知っていましたが、特に何も準備はしていませんでした。今日の講座を受けて、災害が起きる前に準備しておくことが大切だということが良く分かりました。実際に避難所で生活するときは皆で助け合いたいと思います。

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今回の講座は昨年に引き続き実際の災害時を想定して、刈谷防災ボランティア・野田自主防災会・刈谷市赤十字奉仕団・刈谷市危機管理課・市民協働課の協力のもとして行いました。
参加者の外国人はいつ起こるかわからない災害について、起こった時どうすればいいのか、そして今できることは何かを真剣に考えていました。協力をいただいた方たちも外国人とともに災害を乗り超えることについて考えを深めました。近い将来災害が起こったとしても、国籍に関係なく誰もが助け合える地域づくりに今後も貢献していきたいと思います。