【2014.02.09】外国人向け防災講座~いざというときのために!~

一ツ木地区に住む外国人を対象とした防災講座を開催し、防災意識の啓発、災害に対する知識や備えの必要性についてみんなで考えました。
参加者は55名(フィリピン13名、中国26名、ペルー5名、ブラジル3名、日本8名)で、英語、フィリピン語、ポルトガル語、中国語の通訳を介して行いました。

○日時 平成26年2月9日(日)10:30~13:30
○場所 一ツ木市民館2階ホール
○対象 一ツ木地区に住む外国にルーツを持つ人
○内容*************************
■映像で知る災害の現実
 なぜ地震が起こるの?起きた後はどうすればいいの?実際に地震が起こった時の被災映像を見みながらみんなで考えてみました。

最寄りの避難所を知ろう[避難所マップづくり]
 
地図で自宅の場所を探し、自宅から一番近い避難所までの行き方や災害時に危険場所を避けて行く避難経路を確認しました。住んでいる地域の危険を知りました。

防災に関係する展示物を見てみよう 
 実際の災害時に使用する段ボールの避難所、簡易トイレ、被災パネル、非常食などの展示ブースを見てまわりました。
H25防災講座⑦.JPGH25防災講座⑧.JPG





■防災備蓄食品の試食

 
アルファ米、カレー、缶パン、ポテトサラダなどを試食。

■振り返り
 
今後防災に関して「できそうだ」「しなければ」と思ったことについて意見を聞きました。
●参加者の感想:地震の時に必要なものが分かった。
        他にどんな非常食があるか知りたくなった。
        避難所の場所や生活がわかった。など。
       

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今回の講座は実際の災害時を想定して、刈谷防災ボランティア・一ツ木自主防災会・刈谷市危機管理課、市民協働課と連携して行いました。
参加者の外国人はいつ起こるかわからない災害について、起こった時どうすればいいのか、そして今できることを真剣に考えていました。また、防災グッズや非常食など、初めて見るものばかりで、とても興味深そうに質問をしていました。この経験を通して、知ること備えることの大切さを感じてもらえたのではないかと思います。