【2018.11.22】アフリカンナイト
アフリカ4か国(エジプト、ケニア、モザンビーク、モロッコ)から来日した、若手人材による国際理解講座を開催しました。
アフリカンナイト
日 時:11月22日(木)18:30~20:00
場 所:国際プラザ ラウンジ
講 師:JICA ABEイニシアティブ インターン
マリアムさん(エジプト)
デニスさん (ケニア)
マイケルさん(ケニア)
ヴァイナさん(モザンビーク)
ズベールさん(モロッコ)
協 力:NPOジャパンアフリカトラスト
㈱おとうふ工房いしかわ
今回、初めて国際プラザで夜のイベントを開催しました。4か国のアフリカの若者達による話が聞けるとあって、仕事や学校の帰りに約40人が参加しました。参加者をアフリカのコーヒーとスナックでお迎えして、イベントはスタートしました。
講師は青年海外協力隊(JICA)による産業人材育成プロジェクト・ABEイニシアティブにより来日し、約半年間、高浜市にある㈱おとうふ工房いしかわ でインターンとして働いている皆さんで、全員、母国語以外に英語が堪能です。順番に自国の紹介(地理、文化、言語、食生活、観光スポットなど)をプレゼンしていただきました。マリアムさんは日本語で、他の皆さんは英語(逐次通訳つき)で、自分の国の魅力を伝えました。
その後、ABEイニシアティブについての説明や、彼らが普段どういう仕事をしているかということを、㈱おとうふ工房いしかわ の北瀬さんに紹介していただきました。このプログラムに参加するにあたり、7回の試験をパスしてきたという優秀な皆さんは、一方でダンスや音楽が大好きな20代の若者達です。参加者の皆さんとのやりとりも、終始リラックスした雰囲気となりました。プレゼンの後には、会場に用意されたアフリカのボードゲーム(マンカラ)で対戦したり、民族楽器(レインスティック、ジャンベ)を鳴らしてみたり、ダンスステップを教えてもらったりと、限られた時間の中で楽しく交流しました。
日本の印象は?の問いに対して、5人は「どこに行っても安全であり、街中で会う人がみんな親切で礼儀正しい」など、それぞれに良い印象を持っていてくれました。参加者からは「アフリカといっても、北東のエジプト、北西のモロッコ、南東のモザンビークやケニアで随分文化が違うことがわかりました。一般的に知られるアフリカのイメージではなく、若い人の生の声を聞けたことが新鮮でした。4つの国に行ってみたくなりました。」という声がありました。お互いの国を知り交流することで、皆さんの中でアフリカがこれまでより身近な存在になったのではないでしょうか。