【2015.10.24】KIFAVボランティア研修会
「学ぼう!魅力的な広報メッセージ~共感する文章のつくりかた~」と題して、ボランティア研修会を開催しました。
■日時:10月24日(土)10:00~12:00
■場所:刈谷市国際プラザ
■講師:NPO法人Mブリッジ理事長 米山哲司(さとし)さん
■講師プロフィール http://m-bridge.jp/yoneyama_profile.html
今年のテーマは「広報」。一瞬で目を惹くようなキャッチフレーズやイベントに参加してみたくなるようなチラシの説明文って、どうやって生まれるのだろう。講師の米山さんから、広報に必要なエッセンスをレクチャーしていただきました。
まず初めに、米山さんに質問されたことは「広報のうまい人ってどんな人だと思いますか?」
私たちは1日に3,000以上の新しいメッセージを見ています。その大半が記憶に残らず、忘れてしまうものです。その中で、いかに目を引き、記憶に残るような文章を作るかがカギとなります。広報のスタートは、「相手(誰に)・内容(伝える内容)・目的(行動を促す)」をしっかり考えることから始まります。
そこで1番大切なのはタイトルです!安易に付けるのではなく、こだわりを持つことがとても大切です。タイトルでしっかりと惹き付け、本文で伝えたいことに導き、その先で、目的となる情報を提供することで、相手との繋がりを持つことができます。広報とは、単に知らせることではなく、発信側とまだ見ぬ相手を繋げることなのです。初めの質問にあった広報のうまい人は『つながり』を創ることがうまい人と言えます。
また、伝える相手を限定すること!大勢の人にチラシを配って知らせればいいというわけではありません。ターゲットを絞る方が効果的であることを学びました。伝えたい相手によってアプローチや言葉を変えていかなくてはいけません。常に相手の状況を判断し、詳しい情報?新しい情報?お得になる情報?など、受け手のニーズに合った情報を提供できるよう、そのためにはどのような広報をすればいいのかを考える必要があります。
参加者のKIFAボランティアの皆さんからは、「たくさんの人に伝えたい!という気持ちが大きければ大きいほど、逆にぼんやりしてしまい、伝わりにくくなってしまうことに気づきました。」「情報化社会の現在、せっかくアピールした情報が捨てられてしまうのでなく、広報として『人の記憶に残る』ものなるように注力したいなと思いました。」という感想を頂きました。
今回の研修会で学んだことや改めて気づいたことなど、今後の活動に活かしてほしいと思います。
前回のボランティア研修会の様子はコチラからご覧になれます。