終了したイベント

2021.12.19 開催国際交流フェスタ 2021 ~オンラインで知ろう各国の文化~ 終了しました

毎年恒例の国際交流フェスタ
今回のテーマは「オンラインで知ろう各国の文化」

○日  時:12月19日(日)
      13:30~15:30
○開催方法:オンライン

オンラインで国際交流フェスタを開催。刈谷市にゆかりのある7か国(スロバキア、中国、韓国、タイ、ベトナム、フィリピン、インドネシア)
の皆さんが自国の文化や習慣を映像やクイズで紹介しました。また、ファッションショーの映像を視聴しオンラインで交流しました。

各国の映像を視聴できます。
↓↓
中国:https://youtu.be/yW_za8QOrME

韓国:https://youtu.be/BJNum8wcn_s

フィリピン:https://youtu.be/rxN5jBJNq-E

タイ:https://youtu.be/j03KFwDFEAk

ベトナム:https://youtu.be/1pGo3jlV6As

インドネシア:https://youtu.be/r7fQfUIshKk

スロバキア:https://youtu.be/J60goypITLg

国際交流オンラインフェスタ ファッションショー2021
↓↓
https://youtu.be/vYsbMImWreM

2021.12.18 開催世界をのぞこう!グアテマラ特別編 終了しました

毎回その国の出身者や滞在経験のある方をお招きして、現地での生活や文化についてのお話しを聞くイベント「世界をのぞこう!」を開催しました。

今回はグアテマラ特別編!現地で暮らす講師にお話ししてもらい、現地の子どもたちと交流しました。
日時:2021年12月18日(土) 10:00~11:30
講師:近藤咲さん(グアテマラにて教育活動中)

近藤さんはJICA隊員として2年間サンティアゴ・アティトラン市の小学校で活動をし、2018年に帰国されました。今年再度グアテマラに渡航し、現地の子どもたちへの教育活動をしています。
近藤さんには昨年も世界をのぞこう!の講師をお願いしましたが、今回は現地にいるからこそのお話し、企画をしていただきました。

今回の世界をのぞこうは二部制。第一部では近藤さんや現地グアテマラ人の子どもたちによる、活動・文化についてのお話を聞きました。

【第一部・近藤さんの活動について】
近藤さんはJICAでの活動を通して、グアテマラの長年の課題となっている勉強したくてもお金がなくて学校にいけない子どもたちの現状を目の当たりにしてきました。そして子どもたちに勉強を通して希望を持ってもらうために活動したいと、今回再度グアテマラ・サンティアゴアティトラン市に渡ることを決めたそうです。
現在、夢をもって努力している子どもたちが勉強を続けられるよう資金や勉強のサポートをする仕組みをつくるために活動しています。
その一環として近藤さんは、日本人も巻き込んで現地の子どもたちに2か月間の英語レッスンプログラムを行いました。
プログラムが始まった当初は簡単な英語も話せなかった子どもたちが、終わる頃には大きく成長したそうです。

【第一部・現地の子どもたちによるグアテマラや自分たちの紹介】
第二部の後半では、近藤さんが教育支援をしている子どもたちが自分たち自身やグアテマラについて英語で紹介してくれました。
・マリアロサさんはサンティアゴアティトラン市名物の食べ物「パティン」を紹介してくれました。葉っぱをお皿代わりに、トマトソースにいろいろな具材を入れたものをトルティーヤと一緒に食べる料理です。
・子どもたちが仕事をしていることも珍しくないグアテマラ。エリカさんとイスマエルくんが自分の仕事について話してくれました。
12歳のエリカさんの仕事は民族衣装の刺繍とビーズ製品の作成です。ビーズでできたとてもきれいなハチドリと、カラフルな鳥や花の刺繍を見せてくれました。
イスマエルくんは大工の仕事をしています。自分の仕事が好き、と言っていたのが印象的でした。
・次にマグダレナさんがグアテマラの小学校生活について紹介してくれました。グアテマラでは午前の学校と午後の学校に分かれていて、マグダレナさんは午後1時に学校に行くそうです。

・公用語のスペイン語以外に話されているマヤの言語のひとつ「ツトゥヒル語」を教えてくれたのはディエゴダビドくん。数字や動物の言い方を参加者みんなで真似して言ってみました。
・最後に近藤さんと一緒に活動しているロサさんから、グアテマラの自慢できるところ、教育の現状のお話を聞きました。カラフルな民族衣装が素敵なグアテマラ。その一方で仕事がなく貧困に苦しむ子ども、家族もたくさんいます。第一部でのこのロサさんの話や実際に現地で生活している子どもたちの姿を通して参加者からは「日本の当たり前が世界の当たり前ではないとわかった」といった感想が寄せられました。
第一部最後の質問コーナーでは、去年世界をのぞこう!に協力してくれたリセちゃんも登場。チャットで受け付けた質問に答えてくれました。

【第二部・日本からの参加者と現地の子どもたちの交流】
第二部では参加者のみなさんと現地の子どもたちがブレイクアウトルームに分かれて、少人数で交流しました。
地球の裏側にいる人とつながって話ができるのはオンラインならではの良さですね。
日本の折り紙を紹介したり、グアテマラのクリスマスについて聞いたりとそれぞれのグループが交流を楽しみました。
最初は緊張気味だった日本人の参加者の方々も、グアテマラの子どもたちが一生懸命自分たちのことについて話してくれるのにつられて緊張がほぐれ、時間が足りなくなるぐらい話が弾んでいたようです。
参加した皆さんからは「グアテマラの子たちと話せてよかった」「話してみるとあっという間だった」などの感想をいただきました。

今回の「世界をのぞこう!」は講師が海外からお話をしたり、参加者と現地の方と直接お話をしたりと初めての試みが盛りだくさん。
コロナでできなくなってしまったこともありますが、オンラインを使って新しい取り組みができるようになったことを実感したイベントでした。

前回の「世界をのぞこう!」はこちら

2021.07.11 開催KIFAV文化交流グループ 異文化交流会(フィリピン) 終了しました

コロナ禍でも自分たちにできる交流を!ということで、KIFAV文化交流グループと刈谷市のフィリピンコミュニティ・SBKのメンバーがコラボして、オンラインで異文化交流会を開催しました。
【文化交流グループ 異文化交流会(フィリピン)】
日時:2021年7月11日(日)13:00~14:00
開催方法:Zoomミーティング
内容:
・SBK バルさんのフィリピン文化紹介プレゼンテーション
・SBKメンバーによる歌やバンブーダンスの紹介
・フィリピン語であいさつをしてみよう
・フィリピン パナボシティより、イアンさんのプレゼンテーション など
2021異文化交流会フィリピン (2).jpgのサムネイル画像
最初のバルさんプレゼンテーションでは、フィリピンのビーチや観光地の紹介、衣食住、遊びや祭礼などについての紹介がありました。
2021異文化交流会12.jpg
SBKメンバーによる歌の動画には、刈谷を離れた元SBKメンバーも参加してくれました。
2021異文化交流会フィリピン (6).jpg
フィリピン語にチャレンジ!では、4つのあいさつ表現(こんにちは/私の名前は○○です/ありがとう/さようなら)を教えてもらいました。
2021異文化交流会フィリピン (10).jpg
また、フィリピンに帰国して地元の高校で働くイアンさんからは、現在住んでいるパナボシティの紹介、ナイトマーケットの様子や普段の食生活など、フィリピンの「今」を伝えてくれました。これはオンラインイベントならではの良さですね!
文化交流グループは今年度になってZoomを使い始めたばかりで、操作に慣れずにドキドキする場面もありましたが、みんなで協力しあって、にぎやかなオンラインイベントになりました。これからも楽しいチャレンジを続けていってくださいね! Salamat po!

 

2021.06.26 開催世界をのぞこう!~ドミニカ共和国編~オンライン 終了しました

毎回その国の出身者や滞在経験のある方をお招きして、現地での生活や文化についてのお話しを聞くイベントです。

今回は新型コロナウイルスの感染拡大防止の為、オンラインイベント(ZOOM)での開催となりました。

今回は「ドミニカ共和国編」
Googleアースで美しい海と自然を案内していただいたり、家庭料理の紹介などもしていただきました。

☆日  時:2021年6月26日(土) 
      10時30分~11時30分
☆講  師:山田 修土 さん JICA海外協力隊OB
               (食用作物、稲作隊員)

    【ドミニカ共和国のリアリティ】

エスパニオール島(カリブ海に浮かぶ2番目に大きい島)
の中にあり、首都:サント・ドミンゴ
面積:九州+高知くらいで人口は1073万人、言語はスペイン語 
主要産業は農業、観光業。

◎日本との接点
《カカオ豆の輸入》日本はドミニカ共和国から沢山のカカオ豆を輸入しています。国別では5位となっていて、最近では明治乳業がチョコレート「THE」でドミニカ共和国のカカオ豆を使ったチョコレートを販売しています。明治乳業はドミニカ共和国をはじめ各国のカカオ農家へ様々な支援をしているそうです。
《プロ野球》日本のプロ野球選手に多くのドミニカ共和国の選手が在籍しています。これはアメリカについで2番目に多く、現地には広島東洋カープの選手育成施設があるそうです。
《日本からの移住》戦後、国の方針でドミニカ共和国へ仕事と土地を求めて、1500人の日本人が移住しました。しかし不毛の地であったため多くの人は帰国又は別の土地へ移住しました。残った500人ほどの人は困難に立ち向かいながらもそのまま農業開発をつづけ、現在は孫世代が暮らし、その方たちの学校がいくつかあるそうです。

◎ドミニカ共和国での住環境と食事
建物はコンクリート建築で壁の色がカラフル、防犯のため道路
側は鉄格子、道路はガタガタ、地方は行政があまり機能してい
ないようでゴミが散乱しているところもある。木造建築で電気
も水道もないところもあるそうです。部屋の壁が途中までしか
なかったり、週に1回は停電があり多い時は週5停電していて
不便ではあるが、現地の人はあまり気にしていないようです。
主食は米、芋、バナナ類で、お米の炊き方が日本とは違って鍋
に塩と油を熱して水を入れてお米を入れて炊くそうです。
朝食は軽くコーヒー、ビスケット、エンバナーダ(ドミニカ共
和国のファストフード)などを食べ、朝から農作業などがある
時はエナジードリンクとビスケットなどを食べる事もある。
は3パターンで、①ごはん+アビチュエラ+おかず②モロ
(豆ごはん)+おかず③ロークリオ(肉の炊き込みご飯)夕飯
は主食はバナナ類や芋類とサラミ、目玉焼き、チーズ揚げ、昼
食の残りなど。朝食と夕飯は少なく昼にしっかり食べるスタイ
ルでサラダは価格が高いのであまり食べられていないそうです
。田舎に行けば行くほど余暇の概念はなく特別な事はせず、友
人と話す、スマホをいじる、テレビをみる、散歩などして過ご
しているそうです。
年に一回から二回お祭りもあり、テレビはメジャーリーグが
放映されていた。首都には何でもあり日本料理店、IKEAなど
もあり地下鉄も通っています。モールの店ではドミニカ共和
国でしか採掘されていないラリマーという世界三大パワース
トーンを販売している店もあったり、環境を意識した取り組
みがされており色々なものが量り売りされていて、シャンプ
ーなども量り売りされていて驚いたそうです。

  【稲作隊員って何するの?】(山田さんの活動)

専門知識のないまま我流で稲作をしている農民に対して栽培技
術、知識の共有を通して米の収穫量増加、品質向上を目指し、
農家さんの収入向上に協力するためボランティアで派遣されま
した。現地の農協のような場所で活動していて、各問題点、収
穫までの稲作のワンポイントをパンフレットにして作成し、座
談会を行い農家さんに伝えていました。種子選抜や感染種子の
消毒を行っていなかったので、紹介しながら自分でも種子選抜
の実験を進めていたがコロナで途中帰国。帰国後はオンランで
パンフレットの修正やニーズの調査を行ったり、ホームステイ
先の家族や配属先の同僚とのコミュニケーションを続けていた
そうです。他には技術補完の研修を受けたり、実家近くの農家
さんのお手伝いをしながら日本の農業の勉強を続けていらっし
ゃるそうです。

   【ソウルフード(アビチュエラ)のレシピ】

アビチュエラは豆の名前でもあり、ドミニカ共和国の家庭料理
で毎日のように食べられていて、家庭によって味が異なり日本
でいう味噌汁のようなものだそうです。今回は講師の山田さん
のホストファミリーのお宅で作られていたアビチュエラの紹介
をしていただきました。

《材料》小豆(水煮又は一日水に浸けたもの)、ニンニク、カ
ボチャ、玉ねぎ、しし唐、コンソメ、お好きなハーブ( ロー
リエ、オレガノ、コリアンダーなど)、トマトピューレ

1.野菜を細かく切る 2.油ニンニクを入れ加熱する3.玉ね
ぎ塩を入れて炒める4.しし唐を入れ炒める5.トマトピュー
レ(大さじ2~3)をいれ加熱する6.ハーブ調味料を入れる
7.小豆、水(水加減はお好みで)を入れて野菜が柔らかくな
るまで2時間ほど煮る。(味が薄かったらお好みで塩を振って
もおいしい)

いろんな味のアビチュエラがあり、首都などの町では自然由来
のニンジンやかぼちゃを使わず着色料込の調味料で調理してい
そうです。

    【Googleアースで疑似旅行体験】

ボカチカ 首都の一番近くにり地元の方も訪れる海。
プンタカナ ドミニカ共和国最大のリゾート地、国の東側に
あり欧米人の観光客が多く、何でもそろっていて、マリンアク
ティビティやヘリコプター、スカイダイビングなどもできる。
スケープパーク プンタカナの近くにあり自然を生かしたア
クテビティ(洞窟探索、トレッキング、馬で森林散策、ジャン
グル抜けなど)ができる。
・カジョアレーナ 砂の島と呼ばれ有名で海の家のようなもの
もあり一日ゆっくりできる。
・ピコドゥアルテ 登山が好きな方におすすめでドミニカ共和
国で一番高い山(標高3080m)行くときはツアーの申し込
みが必須。
サルトエルリモン サマナ半島にある滝(ドミニカ共和国で
一番落差が大きい)、滝までは馬に乗って山を散策しながら滝
を目指すので行くときはツアーの申し込みが必要。
トレ・スオホス(スペイン語で三つの目という意味で目は湖
を表しています)首都近くで自然体験できる場所で現在はもう
一つ湖が見つかって4っつになったそうです。日によって湖の
色なども変わって面白く公園の中にあるのでとても癒されるス
ポット。
サナコロニアル(植民地ゾーン)南北アメリカを含めて一番
古い教会、修道院、大学、病院、ストリートの最古のものが
集まっている場所で、ドミニカ共和国で唯一世界遺産に登録さ
れている地域。

オンラインでのイベントで時間が少し短くなり、今回紹介しき
れなかった話や場所もあり、参加者の皆さんも時間があれば山
田さんのお話しをもっと聞いていたい様子でした。

★前回の様子はこちら



2021.03.07 開催KIFAV国際イベントグループ オンライン座談会 終了しました

KIFAV国際イベントグループは、地域に住む日本人と外国人が共に参加し交流できるイベントを企画・実施しています。

例年は12月に刈谷市総合文化センターで「国際交流フェスタ in KARIYA」を開催していますが、2020年度はコロナ禍のため中止になってしまいました。対面でのイベントが難しい今できることを考え、オンラインによる座談会を実施しました。

座談会には国際イベントグループメンバーと、以前日本に住んでいて、現在はベトナムに帰ったニュンさんが参加し、ニュンさんから見た日本のいいところや心に残った思い出、両国の価値観の違い、ベトナム人と日本人が仲良くする工夫などを、質問形式で聞きました。

座談会の様子はこちらから見ていただけます。

オンライン座談会 前半 / 後半