【2023.05.27】ウクライナ画学生絵画展を開催しました

ウクライナ西部の都市・リヴィウにある国立芸術アカデミーの美術学生の絵画作品を、国際プラザで展示しました。また、5月27日(土)には、現在愛知県内在住の画学生であるエリザベータさんを会場に招き、交流会を行いました。

画像:ウクライナ国旗.gif「ウクライナ画学生絵画展」 


日 時:5月25日(木)~6月4日(日)
    9:00~17:00
会 場:刈谷市国際プラザ ラウンジ (入場無料)
共 催:一般社団法人ウクライナ人道支援ジャクユーサポート
協 力:恵舟庵アート・スタジオ

この美術展と交流会は、一般社団法人ウクライナ人道支援ジャクユーサポートのご協力により開催することができました。ウクライナ西部にあるリヴィウ国立芸術アカデミーの学生たちによるデジタル画21点を展示、また支援に賛同した刈谷市内の絵画教室 恵舟庵アート・スタジオの画家たちによる作品11点も展示しました。
期間中は刈谷市だけでなく近隣にお住まいの方も多く訪れ、「ウクライナに平和が訪れますように」「頑張ってください」「ウクライナの人のためにできることを日々探しています」など、たくさんのメッセージが書かれたひまわりカードがボードを飾りました。

5月27日には、ウクライナの首都キーウ近郊から日本へ昨年3月に避難したコロトコヴァ・エリザベータさんと、ジャクユーサポートの葛西さんを招き、交流会を開きました。葛西さんもウクライナ侵攻によりキーウから日本への帰国を余儀なくされた経験を持ちます。
交流会前半では、エリザベータさんからご自身の作品3点に込めた思いや日本の印象などについて話してもらいました。「名古屋城」の絵には日本に来たばかりの頃の思いを、また「REMEMBER ME」の文字が描かれた女性の絵にはウクライナのことを忘れないでほしいという思いを込めたそうです。日本に来て一年とは思えないほどの流ちょうな日本語に、参加者は皆驚かされました。
交流会後半は、葛西さんから現地の状況やジャクユーサポートが行っている支援についてパネルを使って説明がありました。参加者からの質問もあり、現地での生活のこと、避難時のことなど多くのことをお話ししていただきました。

戦争開始から一年以上経った今も、ウクライナの人たちは厳しく不安な毎日を過ごしています。この美術展と交流会に寄せていただいた皆様のメッセージのように、一日も早くウクライナに平和が戻ることを願ってやみません。